2014年9月24日、中国湖北省の宜昌市人民政府と、中国三峡集団は、9月25日から三峡ダム観光景観区について、中国国内観光客の入場料を無料とする方針を明らかにした。
なお対象となる中国人には、中国大陸部住人のほか、香港、マカオ、台湾およびその他地域の華僑なども含まれている。
三峡ダムは1993年から建設が開始され、2009年に完成した世界最大の水力発電ダムである。長江三峡、重慶市から湖北省宜昌市にかけて建設されており、管理運営は中国三峡集団が担当している。
今回無料となるのは観光地の入場料で、交通費などは引き続き有料となっている。
三峡集団は、三峡ダムの無料公開について、多くの観光客が三峡ダムの効果と利益にたいする認識を深め、改革開放以来の中国水力発電建設の成果を確認することは、国家と民族に対する自信を高めることに貢献すると説明している。
(China Press 2014:IT)
(09/25 16:22)
|
|
http://www.chinapress.jp/pd/43541/三峡ダムを中国人に対し無料で公開
チャイナプレスを登録
最新のトラックバック