2012年10月1日、中国物流購買連合会が、2012年1―8月の中国全社会物流状況を発表した。
1―8月物流総額
報告によると、1―8月の物流総額は、2011年同期比9.7%増の113兆9000億元(約1412兆6500億円)であった。
物流額の内、工業品物流額が2011年同期比10.1%増の103兆9000億元を占めている。
1―8月の輸入貨物物流額は2011年同期比4.9%増の7兆5000億元であった。
中国の物流総額の増加率は、引き続き鈍化傾向を示している。ただし輸入貨物物流額はやや増加している。
また1―8月の社会物流コスト総額は、2011年同期比11.3%増加し、5兆6000万元(約69兆4500億円)に達した。
内訳は、輸送コストが2011年同期比10.4%増の2兆9000万元。保管コストが前年同期比12.0%増の2兆元。管理コストが前年同期比13.0%増の7000億元となっている。
1―8月石炭鉄道輸送状況
中国発展改革委員会の統計データによると、2012年8月、中国の鉄道による石炭輸送量は、2011年同期比11.6%減少し、1億6900万トンにとどまった。
この内、発電用石炭の輸送量は、2011年同期比13.1%減の1億1800万トンを占めている。
1―8月の累計鉄道石炭輸送量は、2011年同期比0.7%増の15億700万トン。
発電用石炭輸送量は、2011年同期比0.1%増の10億7200万トンとなる。
中国鉄道石炭輸送量増加率は、引き続き鈍化傾向を示している。
(China Press 2012:IT)
(10/01 16:31)
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http://www.chinapress.jp/pd/32866/中国:1―8月物流業界は引き続き低迷
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