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豚肉とインフレ

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 豚肉価格の上昇を抑える効果的な方法は、豚肉の需要を抑えるのではなく、供給(生産)量を拡大すること。

 中国の7月の消費者物価指数は、前の年に比べ5.6%の上昇と、1997年2月以来の高い伸びとなりました。政府は、消費者物価指数の伸びの目標として3%を掲げているので、現在の伸びはほぼ倍となります。
 消費者物価指数の上昇幅が拡大していることから、市場関係者の多くは、中国が近いうちに再び利上げをするだろうと見込んでいます。たしかに、消費者物価の伸びが、政府の目標を大幅に超えている状況であれば、中国の金融当局が、インフレを抑制すべく利上げを実施するのは自然に思えます。
 ただ、クールな見方かもしれませんが、中国のインフレは、単なる利上げだけでは、短期間で収束するようには思えません。
 消費者物価の内訳をみると、個人消費の3分の1を占める食料品の価格が15%も上昇しています。中でも豚肉は、昨年に比べ価格が倍近くも上昇しているようで、消費者物価指数を構成する肉類の価格は、前の年に比べ45%も上昇しています。
 仮に中国が利上げをしたとして、インフレ抑制策として利上げが効果を発揮するのは、消費やサービスの需要を抑制する事になり、供給量を増やす事にはなりません。

(編集部 蔡浪)

(08/20 17:16)



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