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2010年6月29日、台湾大学の陳添枝教授は、台湾は大陸とのECFA締結後、韓国との全面対決時代に突入するとの予測を示した。
陳添枝教授によると、これまでの台湾と韓国の大陸市場に対する姿勢は全く異なっていた。台湾が大陸を安価に製品をつくる工場としてしか見ていなかったのに対し、韓国は第2のホームマーケットと位置づけ、積極的に自国製品の売込みを推進してきた。結果、現在台湾企業は大陸市場で韓国企業に大きな遅れを取ることとなったという。
台湾経建会の胡仲英副主任は、ながらく逆転の機会は無かったが、今回のECFA締結は大きなチャンスであると期待を示した。
胡仲英副主任によると、台湾と韓国は何れも「アジア四小龍」の一員であり、共に製造業を中心産業としているなど共通点が多い。台湾は本来、産業発展、生活レベルなどすべての面で韓国に勝っていたが、アジア経済危機後の韓国の奮起によって、現在は立場が逆転してしまったという。
(China Press 2010:IT)
(06/29 17:20)
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