中国企業ウォッチング
世界的企業『Yum! Brands』が株主入り
強力な外資のサポートを受け
さらなる高みを目指す『小肥羊』(00968)!!
3月25日、中国で羊肉火鍋(羊肉の中華風しゃぶしゃぶ)専門レストランをチェーン展開する『小肥羊』(香港:00968)が、大手外食レストランチェーン『Yum! Brands』を株主に迎えると発表した。『Yum』は米ファンドや『小肥羊』の親会社から合計20%の株式を購入する計画で、代金は総額4億9000万HKドルにのぼるとのこと。取引完了後には『小肥羊』の第2位の株主に浮上する見通し。
■両社で業界全体の発展を目指す
新たに『小肥羊』への資本参加を表明した『Yum』とは、世界110ヵ国で3万6000店を構える世界最大の外食チェーン。中国市場に進出したのも87年と外資系企業のなかでは早く、傘下には『ケンタッキー・フライドチキン』や『ピザハット』などを取り込んでいる。系列企業は中国国内3000店に膨らみ、社員21万人を抱えるなど、一大勢力に発展している。その『Yum』が『小肥羊』に白羽の矢を立てた理由とは何だろうか。
「『小肥羊』は積極的に海外進出を図るなど、ビジネス・ビジョンの面で当社に共通するものがあります。これからは手を携えて協力しながら、食品の安全性や消費者の健康を重視した外食業界の発展にいっそう貢献していきたい」(『Yum』中国部門トップ・蘇敬軾氏)
■新たな株主をバックに急成長へ
一部では、『Yum』の株主入りで同社の経営自由度が狭まる、と心配する意見もあるが、『小肥羊』の経営陣は『Yum』が今後の発展戦略に悪影響を及ぼすことはないとコメントしており、むしろ先進的な管理ノウハウの蓄積、ブランド価値の大幅な向上に期待を寄せるなど前向き。香港の証券筋でも
「かつて『3i』や『Prax』が株主入りしたとき、『小肥羊』では人材面が強化され、上場による信用拡大で資金調達がスムーズになる、という恩恵を受けています。今回の『Yum』の出資も、企業の発展につながるでしょう」
との見方が大勢を占める。
これまで以上に大きなバックボーンを得た『小肥羊』。このチャンスをうまく利用すれば海外事業のさらなる拡大なども含め、将来、予想以上の急成長を遂げる可能性もあるだろう。今後の動向にもますます目が離せない注目企業である。
中国火鍋専門店「小肥羊」は日本でも渋谷、赤坂、新宿、横浜・関内で4店舗を展開しています。「小肥羊」の火鍋は編集部でも大好評。機会がありましたらぜひ本場の味を試してみてはいかがでしょうか!
『小肥羊』ホームページ(日本語)
http://www.hinabe.net/
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提供:週刊ベンチャーインテリジェンス
(China Press 2009年4月2日)
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