<中国2017年1-9月民間固定資産投資統計まとめ>
データ出典:中国国家統計局
中国2017年1月―9月の民間固定資産投資総額は、2016年同期と比較して6%増加し、27兆7520億人民元(約474兆1600億円)となっています。
中国の民間投資額増加幅は、2016年には2015年比3.2%増にまで鈍化していましたが、2017年に入って回復傾向を示し、1月―3月期には、7.7%増にま上昇していました。
しかしその後は再度鈍化し、1月―9月期は6.0%増にとどまりました。
<産業別投資状況>
産業分類別に見た投資状況は、第1次産業への固定資産投資が、前年同期比14.3%増の1兆2074億元(約20兆6300億円)。
第2次産業投資が前年同期比3.4%増の13兆5907億元(約232兆2700億円)。この内、工業分野への投資が、前年同期比3.7%増の13兆4994億元(約230兆7600億円)を占めています。
第3次産業投資が前年同期比8.2%増の12兆9539億元(約221兆4400億円)となっています。
分野別にみると、計算・通信・その他設備製造業への投資が、前年同期比28.5%の大幅増加を示しました。公共設備管理業への投資も、27%の大幅増加。
一方、鉄道運輸行への投資が、前年同期比56.7%の大幅減少を示しています。
その他、公共管理・社会保障投資は22.2%減。建設業投資が21.4%減。採掘業への投資は18%縮小しています。
<地域別投資状況>
地域別に見ると、東部地域への固定資産投資が、2016年同期比8.7%増の12兆7973億元(約218兆7600億円)を占め最大となりました。。
中部地域に対する投資は、前年同期比7.1%増の7兆9581億元(約136兆円)。
西部地域への投資が前年同期比4.6%増の5兆4391億元(約92兆9800億円)となっています。
一方、東北地域への投資は、前年同期から2.3%減少し、1兆5574億元(約26兆6200億円)にとどまりました。
(China Press 2017:IT)
(10/24 11:53)
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http://www.chinapress.jp/media/53404/中国2017年1-9月民間固定資産投資統計まとめ
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