2013年5月15日、中国湖北省武漢市で、第4回衛星測位システム学術年次総会が開催された。
今回会議は武漢市と、中国衛星測位システム管理事務室が共同で開催している。
衛星測位システム管理事務室は、中国における衛星測位システムの産業化はまだ過程段階にあるが、一旦応用が可能となれば、中国の衛星測位システム産業は急激に拡大すると説明。
産業規模は2015年には2000億元、2020年には5000億元(約8兆3664億円)に達するとの予測を示している。
中国は現在 独自に開発した衛星測位システムである、「北斗」の産業化を推進している。なお現在衛星測位システム技術を保有している国家・地域は、アメリカ・ロシア・中国とEUであるが、これら国家の内、産業化まで成功しているのはアメリカだけである。
中国はアメリカの衛星測位システムである、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)の市場独占状態を打破することを目標としている。
衛星測位システム管理事務室によれば、中国国内市場のみでなく、既にパキスタン、インドネシア、タイが北斗衛星測位システムの導入を検討しているという。
(China Press 2013:IT)
(05/21 17:45)
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http://www.chinapress.jp/media/09/36486/中国衛星測位システム産業は今後急激に成長する可能性が高い
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