2013年3月18日、中国工業情報化部、科学技術部、財政部、国家標準化管理委員会が共同で、「センサー及びインテリジェント機器産業発展計画」を発表した。
現在中国は新興産業の発展、及び工業産業構造の転換・昇級を推進している。
今回計画によると、中国はセンサー及びインテリジェント機器産業を、新興産業発展と産業構造転換の鍵と位置付け、同産業の発展を促進していく方針である。
中国の機器産業工業生産値は、2011年時点で約7000億元に達している。しかし先進国と比較して、産業の技術レベルは非常に低い段階に留まっている。
問題を解決する為、中国は2013年―2025年期間に、同国のセンサー及びインテリジェント機器産業レベルを、世界水準にまで引き上げるとの目標を掲げている。
また業界全体を、生産型製造業から、サービス型製造業への転換する方針も明らかにした。
中国は、センサー及びインテリジェント機器産業の発展のため、4項目のプロジェクトを推進していく方針を示している。
第1に、技術イノベーションプロジェクト。産業の基礎技術研究を進め、業界の技術的基盤を建設する。
第2に、商品向上プロジェクト。商品の製造コスト削減、信頼性の向上などを促進する。
第3に、産業と企業の転換・昇級プロジェクト。工業団地建設による産業クラスターの形成や、企業の再編・合併を推進していく。
そして第4に、産業化応用プロジェクト。各方面における応用モデルを展開していく。
(China Press 2013:IT)
(03/18 17:12)
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http://www.chinapress.jp/media/09/35582/中国:センサー・インテリジェント機器産業発展計画発表
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