2013年4月9日、中国飲料メーカー、娃哈哈(ワハハ)の宗慶後会長が、同社が不動産業務に進出する可能性について言及した。
宗慶後会長によると、不動産業務に進出すべきとの提案は以前から受けていたが、これまでは主業務である飲料生産に集中した方がよいとの判断から断っていた。
しかし数年前から、業務の多極化を進めた方がいいとの考えに変化し始めているという。
変化の理由としては、第一に小売業が製造業の利潤を圧迫する状態が深刻化していること、第二に販売経路を掌握することが同社の安定した発展に有利であることを挙げている。
娃哈哈(ワハハ)は1987に創設された、中国最大の飲料メーカーである。
宗慶後氏は同社の創設者であり、2012年には経済紙フォーブスによって、中国大陸部最大の富豪に選出されている。(ただし宗慶後氏の国籍はアメリカ)
娃哈哈(ワハハ)は非上場企業である。宗慶後氏は現在のところ、IPOの計画はないとの立場を示している。ただし、子会社についてはIPOを行う可能性もあるとも述べている。
(China Press 2013:IT)
(04/09 14:39)
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http://www.chinapress.jp/consumption/35867/娃哈哈(ワハハ):不動産業務への進出する可能性示す
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