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7月1日、日本外務省は日中間の交流を促進するため、中国人個人旅行者に対するビザの発給を開始する。
これまで中国人旅行者への観光ビザは、4人以上のグループ、また家族旅行者に限って発給されていた。
近年、中国経済の迅速な発展と、住民の所得増加、中国国内での海外旅行ブームに押され、アメリカ、韓国、マレーシア、シンガポール、フランス、イタリア、南アフリカなど20余りの国家が相次いで中国人個人の自由旅行を解禁している。
2008年、中国からの出国人数は、4600万人と、2007年比12%増加した。また中国から日本への団体観光客数は、2004年の6万4426人から、2008年には35万811人と5倍以上に成長。観光客の増加と同時に小人数での自由な観光への要望も高まっていた。
また、日本国内でも中国国内銀行のデビットカード「銀聯」決済を導入する店舗が増加、今回のビザ解禁により、中国人富裕層の「消費」への期待も高まるとみられる。
(China Press 2009:KW)
(07/01 17:22)
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