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太陽光発電業界における銀の消費量は今後も高水準を維持

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報道関係者 各位
ニュースリリース
2010/10/01
株式会社グローバル インフォメーション
代表取締役社長 小野 悟
株式会社グローバル インフォメーションは、米国の調査会社NanoMarketsが発行した報告書「Silver in Photovoltaics: 2010 (太陽光発電における銀:2010年)」の販売を開始しました。
同調査レポートによると、太陽光発電業界は2009年に一旦減速したものの、この業界における銀の消費量は引き続き高い水準を維持する見通しであり、売上高は今後数年間にわたり毎年およそ10億ドルで推移するといいます。またNanoMarketsでは、太陽光発電業界における銀の売上高について、全体として横ばい状態が続くものの、一部成長の期待できる分野があるとの見方も示しています。
NanoMarketsは、太陽光発電業界が銀の有望な市場になっていると指摘したうえで、従来の結晶シリコン太陽電池だけではなく、薄膜シリコンやCdTe(カドミウムテルル)、CIGS(銅、インジウム、ガリウム、セレンの化合物)、有機吸収素材などをベースにした太陽電池も紹介しています。また、価格変動の影響や太陽光発電業界のトレンド、銀を使用した導電性インクなどについても論じているほか、太陽電池で銀に代わる素材が使用された場合のシナリオを検討し、この市場で銀が直面する課題を素材の面から詳細に分析しています。
同調査レポートは、結晶シリコン太陽電池などで使用されている「フィンガー」と呼ばれるフロント面の電極に使用可能な銀の代替素材を見つけ出すのは難しく、薄膜太陽電池や有機太陽電池のフロント面にある透明な電極に使用されることのある微細なグリッドに関しても同様であると指摘しています。このため銀インクは、フィンガーやグリッドを製造するための主な素材として今後も使われ続ける可能性が高く、フロント電極用に販売される銀の売上高は、2015年までに50%以上増加して、4億5,000万ドル近くに達する見通しです。
このほか、銀インクのメーカーが、一般的なスクリーン印刷用のペーストから、太陽電池の大量生産に対応するフレキソ/グラビアインクや薄型太陽電池基板に対応するナノシルバーインクジェットインク、太陽光発電パネルの効率を高めるための高導電性透明コーティング剤などの高付加価値製品に移行する可能性も示唆しています。こうしたことから、この市場における銀の売上高は、2015年までに1億6,500万ドルに達する可能性が高いと思われます。

【市場調査レポート】
太陽光発電における銀:2010年
Silver in Photovoltaics: 2010
http://www.gii.co.jp/report/nan128653-silver-photovoltaics.html
出版日: 2010/09
発行: NanoMarkets
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバル インフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
                                以 上

(10/01 11:15)

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