2012年10月25日、中国国家発展改革委員会と中国国家エネルギー局共同で、2012年の全国天然ガス業務会議を開催した。
今回会議では、第12次5ヶ年計画期間(2011―2015年)の天然ガス発展計画が発表された。
2015年までに天然ガス消費量を2600億立方メートルに拡大
発表された計画によると、中国の輸入天然ガスなどを含めた、天然ガス総消費量は、2015年までに2300億立方メートル前後にまで上昇することが予測される。そのため、2015年までに天然ガス供給能力を2600億立方メートルにまで引き上げる必要がある。
通常天然ガス生産量を1300億立方メートルに拡大
中国は2600億立方メートルの供給を達成するため、2015年までに、国内の通常天然ガス生産量を1300億立方メートルにまで引き上げる方針を示している。なお、2011年の天然ガス生産量は1031億立方メートルであった。
同時に、期間中には、コールベッドメタンやシェールガスなどの非通常ガス資源の生産量を引き上げていく必要がある。目標数値としては、2015年までにコールベッドメタン生産量を200億立方メートル、シェールガス生産量を65億立方メートルに引き上げる方針が示されている。
また、LNG受入施設やパイプラインの整備、エネルギー利用効率の向上や代替エネルギーの開発の重要性も指摘されている。
(China Press 2012:IT)
(10/30 17:01)
|
|
http://www.chinapress.jp/cat37/33358/中国:天然ガス供給能力を2015年までに2600億立方メートルにまで引き上げ
チャイナプレスを登録
最新のトラックバック