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ニュースリリース
2010/03/08
株式会社グローバルインフォメーション
代表取締役社長 小野 悟
株式会社グローバルインフォメーションは、ヘルスケア分野の調査を専門とする英国の市場調査会社Espicom Business Intelligenceが発行した報告書「Renal Cell Carcinoma Drug Discoveries: what the future holds ( 腎細胞癌のための創薬:将来動向)」の販売を開始しました。
腎細胞癌市場は近年、大手製薬会社や特殊医薬品開発企業、バイオテクノロジー企業らによって、研究開発への大規模な投資が行なわれています。従来、腎細胞癌治療薬市場は、癌市場の中でも比較的小規模な分野でしたが、PfizerのSutent (sunitinib)やRocheのAvastin (bevacizumab)、PfizerのTorizel (temsirolimus)、Bayer/OnyxのNexavar (sorafenib)など、新たな標的療法のための薬剤が上市されて以来、急速に拡大しています。金額で見ると、2008年に腎細胞癌治療のためのブランド薬に22億米ドルが投資されました。
米国、欧州主要5カ国、および日本における腎細胞癌患者数は、2015年までに35.7%まで増加することが調査で明らかになっています。より具体的には、2008年の患者数がおよそ61万3,000人であったものが、2015年には83万2,000人に増加する見込みです。Espicomの予測によると、現在、薬物療法を受けているのは腎細胞癌患者全体の約18%ですが、2015年にはさらに多くの患者が治療を受けることになります。これにより、治療法の拡充や薬剤効能の改善、また、同疾患の早期段階での薬物療法の使用が広がるだろうとみられています。
当レポートについて
[英文市場調査レポート]
腎細胞癌のための創薬:将来動向
Renal Cell Carcinoma Drug Discoveries: what the future holds
http://www.gii.co.jp/report/es114584-renal-cell-carcinoma.html
出版日 : 2010/02
出版社 : Espicom Business Intelligence
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以 上