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2010年2月1日

全国旅館生活衛生同業組合連合会
日産自動車株式会社

ルノー・日産アライアンスと全国旅館生活衛生同業組合連合会
電気自動車の充電インフラ整備を中心とした連携事業について覚書を締結
日産自動車株式会社（本社：神奈川県横浜市西区　社長：カルロス　ゴーン）と全国旅館生活衛生同業組合連合会（東京都千代田区平河町　会長：佐藤信幸　組合員数約18,000　以下、全旅連）は1日、低炭素・循環型社会の実現に向け、互いに連携して取り組んでいくことに合意し、同日覚書を締結した。今後両者は、全旅連加入宿泊施設に対して電気自動車（EV）の充電インフラ整備を促進し、宿泊業界の新たな需要創出と共にEV普及策等を検討していく。
両者は本覚書に基づき、今後以下4つの分野に亘る事業について協力を検討する。
1.全旅連加入施設に対する充電インフラ整備の促進
・観光客・旅行客が宿泊時にEVを充電できるよう、全旅連加入宿泊施設に対してEVの充電スタンド等のインフラ整備を促進　等
2.EV活用のゼロ・エミッションツアーなど旅にまつわる新商品の企画・開発・販売
・ゼロ・エミッションツアーなどエコをテーマにした新しい旅行商品・宿泊プランの創出
・EV体験ツアー・試乗会による新規需要創出と認知度向上・販売促進機会の向上　等
3.充電スタンド情報の案内および宿泊施設空室情報の提供・即時予約サービスの実現
・全国の充電スタンド情報および宿泊施設情報の配信サービスの提供
・地図情報提供会社や宿泊予約サイト運営会社と連携した新サービスの実現　等
4.EVの普及啓発
・観光客・旅行客に対するEVの優れた環境性能や魅力度向上に向けたPR策の検討　等
今回のパートナーシップに関し、全旅連の佐藤信幸会長は、「全旅連は、北海道から沖縄まで日本全国にある約1万8,000軒の宿泊施設に充電設備を整備することで、宿泊先での滞在中に充電を行いEVで旅行を続けられることとなる。今後宿泊施設がお客さまに更なる安心感と信頼感を提供することとなり、宿泊していただく上で新たなアピールポイントになると考えている。我々の業務上のパートナーである（株）DIOジャパン*から紹介を受けた日産自動車との連携を機に、全国の宿泊施設が低炭素社会の実現に大きく寄与することができると信じている。」と述べた。
日産の最高執行責任者の志賀俊之は、「今回の取り組みは、日本国内における、更なる充電設備の構築を進めることとなり、宿泊先での充電によりお客さまの利便性を向上させ、EVの走行範囲や利用シーンの可能性を広げていくだろう。宿泊施設への充電設備が拡充することは、EVの優れた環境性能や走行性能の魅力度向上に大きく寄与するものと期待している。」と述べた。
日産はルノーと共に、「ゼロ・エミッション車で世界のリーダーになる」という目標を掲げており、世界各国の政府や自治体、企業などと合わせて既に40件以上のゼロ･エミッションモビリティに関するパートナーシップを締結している。同社は、日産『リーフ』を2010年度後半に日本、米国および欧州で販売開始し、2012年にはグローバルに量販する。
*（株）DIOジャパンとは
高齢者に優しい宿として全旅連に登録されている「シルバースター」宿泊施設への予約をコールセンターにて行っている。

＜関連URL＞
日産ゼロ・エミッションサイト
http://www2.nissan-zeroemission.com/JP/index.html

日産「リーフ」先行予約希望者WEB登録
http://www2.nissan.co.jp/LEAF/REGISTRATION/index.html

以　上