2012年12月31日、中国社会科学院の李揚副院長は、前日開催された循環型経済フォーラムの席上、中国における環境問題における経済損失についての解説を行った。
李揚副院長によると、中国経済は過去30年間にわたって、10%近い大幅な成長を維持してきた。しかし同時に環境問題も深刻化し、20世紀80年代から90年代にかけては、環境問題による経済損失がGDPの8%に及ぶ状態が続いていた。
2005年に入って状況はやや改善傾向を示しているものの、依然として4%前後の損失を与えており、仮に環境問題による経済損失を算入すると、中国のGDP成長率は実際には5%増程度にまで低下するという。
(China Press 2012:IT)
(12/31 15:22)
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http://www.chinapress.jp/12/opinion/34245/社科院:中国のGDP成長率は見かけよりも低い
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