2015年7月10日、中国は、来年の世界遺産登録候補として、「広西左江花山岩画文化景観」と「湖北神農架」の2件を申請したことを明らかにした。
なお、1回の申請で世界文化遺産に登録することが出来るのは、1カ国につき、文化遺産と自然遺産の各1件となっている。
「広西左江花山岩画文化景観」は文化遺産として申請されている。
広西省チワン族自治区の左江流域には、2千年ほど前に、チワン族の先祖によって岩に描かれた壁画が残されているが、その中でも花山の岩画が最も有名なものとなっている。
また「湖北神農架」は、湖北省に位置する森林区で、自然遺産として申請を行うことになってる。
神農架は豊かな自然が残る地域として知られ、現在は国家級の自然保護区に指定されている。伝説によると、中国における農業・医薬の神である神農が、架(台)をつくり薬草を採取したと言われている。近年では野人が目撃されていることでも有名である。
(China Press 2015:IT)
(07/10 12:45)
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http://www.chinapress.jp/12/47266/中国:花山岩画と神農架を世界遺産に推薦
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