2014年7月7日、ドイツ自動車メーカー、フォルクスワーゲンと、中国自動車メーカー、第一汽車が、新生産基地建設に関する共同声明を発表した。
なお、現在ドイツのメルケル首相が中国を訪問中であり、共同声明の調印式にも出席した。
フォルクスワーゲン(中国名:大衆)は2018年までに世界市場自動車販売台数を1000万台に引き上げる目標を示している。
特に、中国市場における自動車販売を強化しており、同社の自動車販売台数に、中国市場における販売が占める割合は、既に約半数にまで上昇している。
フォルクスワーゲンは今後中国市場において、約180億ユーロ(約2兆4899億円)規模の投資を行い、中国における自動車生産能力を400万台にまで引き上げる計画も明らかにしていた。
現在、フォルクスワーゲンは、中国において、第一汽車と、合弁で中国自動車メーカー、一汽大衆を設立運営している。また、上海汽車とも合弁会社、上海大衆を設立している。
今回発表によると、フォルクスワーゲンと第一汽車は、中国市場における販売台数をさらに拡大すること目的として、中国山東省の青島市に華東生産基地を、天津市に華北生産基地を新たに建設する。
投資規模は両生産基地に各20億ユーロ(約2768億円)。完成は青島工場が先になり、2017年から2018年ごろの生産開始を予定しているとのこと。
(China Press 2014:IT)
華東:山東省と江蘇省、安徽省、浙江省、江西省、福建省、上海市
華北:天津市と北京市、河北省、山西省、内モンゴル自治区
(07/08 17:57)
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http://www.chinapress.jp/12/42502/フォルクスワーゲン:青島市と天津市に新工場建設
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