2013年9月1日、中国人民共和国監察部が、中国国務院国有資産監督管理委員会の蒋潔敏主任に対し、「厳重な規律違反」の嫌疑で調査を行っていることを発表した。ただし、詳細な状況についてはまだ明らかにされていない。
蒋潔敏氏は長年石油関連業務に携わっており、1999年には中国石油天然気(ペトロチャイナ)の取締役兼副総裁に任命された。2006年には親会社である中国石油天然気集団( CNPC)の社長、2011年には会長に就任している。
2013年3月、中国石油会長を辞任し、国務院国有資産監督管理委員会の主任となったばかりであった。
蒋潔敏氏については2012年8月に、海外出張に出かけたまま「失踪」したとの報道がなされ、注目を集めたことがある。
ただし、同事件について蒋潔敏氏は、後に失踪ではなく療養を行っていただけであるとの説明をおこなっている。
先月の26日から27日にかけて、同氏が会長を勤めていた、中国石油天然気集団( CNPC)の幹部4人が、相次いで調査をうけており、今回の件との関連性も指摘されている。
調査対象となったのは、中国石油天然気集団( CNPC)の副社長で、大慶油田元社長の王永春氏。副社長で崑崙エネルギー元主席の李華林氏。副総裁で長慶油田元社長の冉新権氏。中国石油調査開発研究院元院長の王道富氏である。
(China Press 2013:IT)
(09/02 14:03)
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http://www.chinapress.jp/12/38064/中国石油前会長が「厳重な規律違反」の嫌疑で調査を受ける
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