2013年12月18日、中国商務部が2013年11月の外資導入状況を報告した。
中国2013年11月の実行ベース外資導入額(FDI)は、2012年同期と比較して2.4%増加し、84億8000ドル(約8728億2900万円)となった。
1月―11月の累計実行ベース外資導入額(FDI)は、前年同期比5.5%増の1055億ドル(約10兆8589億円)であった。
日本からの投資額増加率は減速傾向示す
1月―11月FDIの内、香港からの投資が、前年同期比9.9%増の690億3200万ドル(約7兆1053億円)を占める。
日本からの投資は、前年同期比2.2%増の67億5700万ドル(約6954億8400万円)。韓国からの投資が、前年同期比8.6%増の29億ドル(約2984億9100万円)となる。
EUからの投資額は、2012年同期比で17.4%増加し、68億ドル(約6999億円)となる。特にドイツからの投資は、前年同期比で43.7%の大幅増加を示し、20億ドル(約2058億5600万円)に達している。
アメリカからの投資は、2012年同期比8.6%増の31億6200万ドル(約3254億5800万円)であった。
製造業投資引き続き減少
1月―11月FDIの投資先を、産業分類別に見ると、サービス業分野への投資が、2012年同期比14%増の542億4700万ドル(約5兆5835億円)を占めている。
製造業に対する投資は、前年同期比5.7%減の414億5800万ドル(約4兆2671億円)。農林水産業に対する投資は、前年同期比12%減の15億6300万ドル(約1609億円)にとどまった。
地域別に投資先を見ると、東部地域への投資が、2012年同期比5.2%増の881億6400万ドル(約9兆745億円)。依然として大部分を占めている。
中部地域への投資が、前年同期比9.5%増の、91億9900万ドル(約9468億円)。
西部地域に対する投資は、前年同期比4.5%増の81億4300万ドル(約8381億円)となっている。
(China Press 2013:IT)
(12/18 17:48)
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http://www.chinapress.jp/02_4/39791/日本:対中投資増加幅2.2%増にとどまる(2013年1月―11月)
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