2013年10月8日、中国社会科学院の金融法律・金融監督管理研究基地が、2013年の中国金融管理報告を発表した。
社会科学院は中国金融分野における重大な問題の1つとして、シャドーバンキング規模の拡大が指摘している。
報告によると、中国では2010年以来、シャドーバンキングの規模が大幅に拡大している。
そして2012年末時点におけるシャドーバンキング規模は、政府統計データでは14兆6000億元(約231兆円)、市場統計データでは20兆5000億元(約324兆6600億円)にまで拡大しているという。
報告はシャドーバンキングについて、中国金融の安定と発展に効果を挙げていることを指摘しつつも、拡大によるリスクも大きく、さらに管理・監督システムを強化していく必要性があるとしている。
(China Press 2013:IT)
(10/09 10:40)
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http://www.chinapress.jp/02_4/38612/中国社会科学院:シャドーバンキングの管理強化を提言
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