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2009年10月29日、第20回米中商業貿易連合委員会(JCCT)が開催された。中国・アメリカ両国は経済貿易に関する11項目で合意した。
会議で最も重要な点は、中国・アメリカ両国が一致して保護貿易主義に反対する姿勢を示したことにある。
現在、中国―アメリカ間では貿易摩擦が激化しており、9月にはアメリカが「タイヤ特別保護法案」(セーフガード)を発動し、中国製タイヤの輸入を制限。
米国の措置に対し中国側は保護貿易にあたると強く反発、ほぼ報復措置的にアメリカ産鶏肉・自動車に対し反ダンピング調査を実施している。
今回の合意によって、中国―アメリカ間の貿易矛盾が緩和されるかどうか注目される。
また、今回の会議は11月に予定されている、オバマ米大統領の訪中に備えた調査という側面も持つ。中国・アメリカ両国代表は、中国人民元レート、保護貿易、中国市場経済の地位認定、エネルギー資源分野での共同提携など、敏感な問題について慎重な会談を行った。
(China Press 2009:IT)
(10/30 11:14)
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