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6月25日、中国国務院の温家宝首相はドイツのホルスト・ケーラー大統領と電話で会談を行った。
この中で温家宝首相は「中国は常に相互利益政策をとっており、公平な競争市場環境を維持している。絶対に外国企業及びその製品を差別することはしない。」と強調し、改めて、中独両国の意思疎通、提携協力の強化と良好な関係の保持発展を確認した。
中国では先日、国内のエコカー普及に関する意見が提出された。その中で、今後は国産エコカーの使用率を高めていく方針が示され、同時に、輸入自動車については、一定の環境対策基準を満たすことを求める内容が述べられていた。その為、諸外国が「中国が国産車優遇政策をとるのではないか」と懸念。今回温首相の発言には、諸外国の不安を解消するねらいがあったと思われる。
(China Press 2009:IT)
(06/26 15:48)
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