6月25日、メリルリンチとキャップジェミニが発表したワールド・ウェルス・リポートによれば、中国の富裕層人口は約36万4000人となり、世界で4番目に多くの富裕人口を抱える国家となった。
メリルリンチによれば、世界で100万ドル(約9587億円)以上の純資産を保有する富裕層はアメリカ、ドイツ、日本に集中しており、この3カ国で世界の富裕層の54%を占めているという。
前回の調査ではこの3国に次いでイギリスが第4位に入っていたが、今回中国が第4位に浮上した。
今回の調査では世界的な不況を背景に富裕層が大幅に減少していることが明らかになった。富裕層資産総額は19.5%低下し、32兆8000億ドル(約3145兆円)にまで減少。前年比14.9%(860万人)の人口が富裕層から離脱した。
このような厳しい状況の中、中国は比較的富裕層の減少率が比較的低く、相対的に地位が向上したという。
(China Press 2009:IT)
(06/26 13:50)
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http://www.chinapress.jp//17358/中国:富裕層人口が世界第4位に
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